
今回は、宮城県大崎市の鳴子温泉郷に属する鬼首(オニコウベ)温泉エリアのホテルを現地訪問しました。
鬼首温泉は、名湯として知られる鳴子温泉郷の中でも、豊富な湯量と自然環境に恵まれた温泉地です。JR「鳴子温泉駅」から車で約30分、かんけつ泉や地獄谷、ブナ自然林に囲まれた山々など、太古のカルデラ地形が生み出す雄大な景観が魅力です。
今回訪問したホテルは、スキー競技でも知られるオニコウベスキー場に隣接した立地にあり、冬季のスキー需要はもちろん、春から秋にかけての自然観光、温泉滞在、ワーケーション需要など、多様な宿泊ニーズが期待できる施設です。
1995年12月新築、2階建て、客室8室の建物で、これまで家族経営により大切に運営されてきましたが、オーナー様の高齢化に伴い、事業承継・売却を検討されることとなりました。
館内は客室、ラウンジ、浴室ともに丁寧に維持管理されており、外観も良好な状態です。新オーナー様が取得後、比較的スムーズに営業再開を検討できる物件と感じられました。温泉はかけ流しの高温泉で、鬼首温泉ならではの大地の力を感じられる癒しの湯です。敷地は陽当たりも良く、前面道路は約6メートルと車両の出入りもしやすい環境です。
現状、鬼首温泉エリアはインバウンド需要の恩恵を十分に受けている地域とは言い切れませんが、スキー場隣接、温泉資源、自然景観という強みを活かすことで、今後は国内外の旅行者に向けたリゾートホテル・温泉宿泊施設としての再生余地があります。
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