5月29日発売「日経ビジネス」2束3文でも売れない、健保保養所に掲載
1990年代初め、日本がまだバブル景気に沸いていた頃、多くの健保組合が保険料収入の余剰金を使って保養所を建設、運営していた。だが2000年以降、景気低迷や高齢化の影響で健保組合の財政状況が悪化し始めると、多くの健保保養所は売りに出されるようになる。しかし、施設のメンテナンスを継続的に行ってこなかった点がネックとなり、売るに売れない状態の保養所が今、全国で増えているという。
1990年代初め、日本がまだバブル景気に沸いていた頃、多くの健保組合が保険料収入の余剰金を使って保養所を建設、運営していた。だが2000年以降、景気低迷や高齢化の影響で健保組合の財政状況が悪化し始めると、多くの健保保養所は売りに出されるようになる。しかし、施設のメンテナンスを継続的に行ってこなかった点がネックとなり、売るに売れない状態の保養所が今、全国で増えているという。