9月27日の「東京新聞・静岡版」中国・台湾人の爆買い旅館を取材され記事に掲載される。

伊豆の宿泊施設 中国・台湾人が爆買い

◆富士山に近い温泉地に注目
「二十軒以上ある」とみるのは、全国の宿泊施設の売買に関わる「ホテル旅館経営研究所」(東京)の辻右資(ゆうじ)所長(57)。伊豆が注目される理由を「富士山に近い温泉地であり、小説『伊豆の踊子』の影響もあり、広く認知されている。周辺の道路整備に伴うアクセス向上も大きい」と語る。県伊豆観光局の話では、台湾では日本向けの旅行ガイドに東京とセットで巡る場所として伊豆が紹介されることが多いという。

辻所長は中国、台湾人が宿泊施設を買収したり、出資したりする狙いを「団体客を泊めて稼働率を上げることで多大な利益が得られる。不動産を持つことが社会的な地位を得る喜びにもつながる」と説明。「国内の金融機関がホテル旅館を優良な融資先と見ないことから、資金の流れが滞りがちなため、日本人はなかなか投資できないが、彼らは資金力に余裕がある。買収はさらに加速するだろう」と断言する。

新聞の記事です。161009_1208_001